2020年度講座Bでいただいた感想など

家族のニーズを大切にすること、(これまで)その視点がやや不足していたのではないか?改めてケースに対応する態度に喝が入ったと思います。

チームで支援する事が重要とのことでしたが、どんな専門家とチームを組むことが考えられますか? 教育や福祉・心理・医療の他に経済的な支援や生活の見守りなどの警察など、これまで関わってこられたチームを組んだ専門家を教えていただけると、今後のチーム作りの参考になると思います。

本人だけに解る単語を繰り返し、相手にも言わせる。相手が間違えると不穏になる。 関係性が出来ている支援者には、ごめん!間違えたで許してくれるが、時に許さない支援者もいる。 本人にとっての言語確認は、不安によるものだろうか? 個々色々な人がいるので、現場は試行錯誤しないと、同じ事ではダメだなあと思いました。

しっかりと、子供に耳をかたむける。asd児だけでない連続体という概念
普段、発達障害や自閉症のこどもたちの、言語訓練をしているのですが、学校の行事や家庭の状況の変化などで、如実に情動調整不全の状態になるお子さんが多いので共感して話を聴くことができましたし、もっと勉強したいと思いました。

連続体概念、それぞれのアプローチにしみこんでいくのがSCERTS、ASDの方々の感じ方・聞こえ方、人間とチンパンジーの違い、視覚的援助でとっていくものがプロンプト、残すものが合図、PDCAのP(計画)から始めることの不確かさ?、エンゲイジメントしているか楽しくできているかが大事であること
学習指導要領自立活動の「障害を克服し・・・」の言葉を見ると、「当事者が頑張らねば・・・」だから教師の役目は「頑張らせないと!」になりがちな気がしますが、そもそもこの言葉は不適切なのでしょうか?であれば、もっとどのような文面にするとよいのでしょうか?

自分自身が変わること

普段、特別支援について話していると、どうしても子ども(や、成人当事者)を支援の対象ととらえがちですが、家族支援や支援者への支援も同じように重視されているところが印象深かったです。特に支援者への支援は後回しになってしまうことが多く、職場での同僚とのチームワークはどうだったか、自分自身が継続していくための自分への支援はどうだったか、考えさせられました。よく「担任一人で抱え込まない」と言いますが、積極的に周りを巻き込んで、いつも話し合える体制を作っておくこと、共有すること、周りの意見を聞くこと、自分一人で決めないことなど、更に意識して取り組みたいと思います。理想的なチーム体制が確立しているわけではなくても、チームの機能を小さなことから、簡単なことから生かしていくことが大事なのだろうと思いました。
先生の言葉の中に「PDCAというが、Pが先であってはいけない」「まずアセスメント」とありましたが、その通りだなと思いました。プランありき、指導内容ありきで、そこに子どもを寄せるのではなく、子どものニーズを把握し、その子に合った計画を立てることが大切だと思います。

90分という短時間の中で、多くの内容をありがとうございました。 いろいろな面で基本に立ち返ってみることができ、大変有意義な時間でした。 学校では非常勤講師で「音楽」の授業を5つの生徒集団に行っていますが、それぞれの内容、ねらい、目的、手立て、自分のパフォーマンスを思い起こし検証しながら今日のお話を聞きました。(うち3講座は「音楽の授業」を手段にした集団療育のような中身です)ちょうどこれから1学期の実践のまとめを5つの集団のそれぞれ担当の先生たちとしていきます。自分の中で再度、視点を整理でき、連休でぼやけていた頭がシャキッとしました! また、「音楽」以外の時間は複数のクラスのサポートに入ります。経験の浅い先生たちが研修を受ける機会も時間もなく右往左往しながら時間を創っていることが多く、さまざまに助言をさせてもらうこともしばしばです。 「自閉症基礎講座」みたいなんに行ってきて~(>_<)!と叫びたくなること多い毎日の中で、大きな勇気をもらいました。 若い先生たちに今日の講座を聴いてほしかったなと思いつつ。 「情動調整」の内容について、またお話が聴きたいです。

今度は症例から「SCERT ASSESMENT PROSSESS」をより具体的にシートを用いながら学ぶ機会(講座)などをしていただけると有難いなと思いました。 今年1月に初めて西山先生の講座を受けさせて頂き、また今回は昨日今日とオンラインでの貴重な講座に参加させていただきましてとても感謝しております。 自分自身、SCERTSモデルの知識を深めていくと共に、色々西山先生の講座で得た学びを参考に子育てや仕事面に生かしていこうと思っております。 今後共、よろしくお願いいたします。 本日はありがとうございました。

多数派の人も少数派の人とコミュニケーションを取るのが苦手だというのは確かにその通りだなぁと思いました。

自由な発達の可能性があること、人を含めた環境との間で相互作用的に変化していくことを学びました。水のように様々なアプローチの間を埋めるエッセンシャルなものだと認識できました。現在勤務している事業所ではTEACCHをベースにした環境の中でJASPERやインリアルアプローチを活用しています。子どもの評価だけでなく、パートナーの関わり方についての客観的評価の必要性を感じていたところでした。 今後ともご指導の程、よろしくお願い申し上げます。

コミュニケーションの段階に合わせた支援が必要であること、ていねいなアセスメントが大切、自分がどのように変わらなければいけないのかなど。

2年程前から学びたいと思っておりました。やっと念願叶い、もっと深めたいです。こうでなければならない!と言うものではなくSCERTSの考えは優しく包み込むような感じでした。少数派の人のみが努力を強いられているのはなぜか?と言う問いはぐっときました。

あらためてサーツモデルの良さをいっぱい再認識したと同時に、西山先生の、サーツだけでなく、他の方法論なども含めたお話しとても勉強になりました。この、オンデマンドもとても良いです。ご存じのようにすぐ眠くなってしまう「○○さん!」。見直しができるし、また初めてのことを聞くと一回では聞き取れない、理解できない耄碌した頭なので本当に良かったです。

自閉症の方とそうでない方は地続きということ。支援者は、他の職種に協力を求めて良い。自分だけで頑張ろうとしない方が良い。

SCERTSモデルのベースとなる考え方を学ぶことができました。マニュアルは持っていますが、読むだけでは理解ができない部分もあったので分かりやすく解説していただけて勉強になりました。昨年度から参加したいと思っていましたが、遠方ということもあり諦めていたところでしたので、Zoomやオンデマンド形式でセミナーを開催していただけて本当に感謝しています。

保護者をその子どもの専門家ととらえ対等に支援することや、チーム支援を通して専門家同士の相互支援を行うことが特に印象に残っています。
昨年から何度か講座を受講させていただき、毎回少しずつ自分の中で理解が深まったり、新しい発見があったりするのを感じて興味深く聞いています。オンラインでのセミナーは、どうしても直接お話を聞く体験と同じものにはなりませんが、後からも視聴できることでスケジュールに不安があっても参加申し込みできたのはうれしい利点でした。